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京都の色彩文化とFUGAのデザイン

京都には色にまつわる歴史が多く存在します。
四季折々の色や神社、衣類など…自然と暮らし、そして精神が織り込まれていました。

FUGAがつくるシューズはそんな“京都の色”の系譜を現代に継ぐ、アートピースのような一足。
西陣織の金襴に染め込まれた物語を、今回は3つのモデルに込めてご紹介いたします。


古代紫地の四季草花紋:平安の気品を今に伝える
https://fugakyoto.jp/product/h3/

紫は、かつて天皇や上級貴族しか身に纏えなかった高貴な色。深く落ち着きながらも内に秘めた強さを感じさせます。

こちらのRGS(ローリングゲート)モデルには、紫地に四季折々の草花と松・竹・梅をあしらった文様を使用しております。
これらは不老不死・成長・誕生の象徴とされており、日本の“美意識の重ね”を感じさせる配色です。

現代のスタイリングにも馴染むこの紫は、品格があり自由さ感じさせるまさに“今”の自分に自信をくれる色です。


赤地の鱗に宝尽くし:朱の魔除けを足元に
https://fugakyoto.jp/product/s3/

日本最古の建築である法隆寺(奈良)にも見られる、朱(あか)の色。
古くから神聖な色とされ、鳥居や正装の裏地などにも「魔除け」として使われてきました。

こちらのEasy-inモデルは、その朱に近い赤地に、鱗柄と宝尽くしの文様を織り込んでいます。
鱗柄は厄除けや再生を、宝尽くしは福徳・繁栄を願う文様。

目に飛び込んでくるような鮮やかな赤ですが、伝統を感じさせるディテールと共にどこか落ち着きを生む心強い存在に。


黒地渦巻に龍虎-BK:町屋の黒と京都の侘び寂び
https://fugakyoto.jp/product/c6/

京都の町家に漂う、煤けた黒の風情。
それは単なる建材の色ではなく、長い時間の中で生まれた「暮らしの美学」でもあります。

このStandardモデルには、深みのある黒地に渦巻と龍虎の文様を配しました。
渦巻には、自然のエネルギーや流れ、変化を意味し、龍は長寿や守護、虎は勇気や力強さを象徴します。

黒はモダンで高級感のある印象を持ちながらも、日本文化においては「控えめな強さ」を表す色。
無駄のないフォルムが侘び寂びを感じさせ、西陣織の光沢が履く人の品格を引き立ててくれます。

「歩くこと」は、京都の色を纏うこと

FUGAのシューズは、すべて日本製であり京伝統工芸品の西陣織金襴を使用。
ただ伝統を再現するだけでなく、現代のライフスタイルに合うよう設計された“機能美”も備えています。

色に宿る歴史を知ると、ただの「ファッションアイテム」ではなく、“身にまとう文化”としての深みが感じられるはず。
京都の色彩美にインスピレーションを得たFUGAの一足が、あなたの日常に静かな輝きをもたらしますように。

■店舗情報
【営業時間】10:00~18:00
【住所】〒616-8384
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町20-24 【決済方法】 当店はキャッシュレス決済のみとなっております。 お使いいただける決済方法は下記をご確認ください。

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