日本の伝統工芸・西陣織の“金襴”を現代のストリートファッションに落とし込んだ、新しいシューズブランド「FUGA(フーガ)」。
FUGAのスニーカーは、京都・西陣で織られた伝統的な生地と、登山シューズにも用いられる高品質なソールを使用しています。
ただ美しいだけでなく、履き心地・耐久性・歩きやすさにもこだわった、まさに伝統とテクノロジーのハイブリッドシューズです。
今回は、3つのアイテムにフォーカスしてFUGAの魅力をお伝えします。
黒に咲く春の美:雪輪 × 桜柄の優雅なデザイン
■ 黒 – 静かに映える、現代の上品さ
ベースカラーには、洗練された印象を与えるブラックを使用。
落ち着きと高級感があり、さまざまなスタイルにすっと馴染みます。
黒は、どんな季節にも映える“永遠の定番色”ですが、この一足には春の生命力を秘めた柄が咲いています。
■ 雪輪文様 – 春の兆しを伝える縁起柄
古来より親しまれてきた雪輪(ゆきわ)文様。
雪の結晶をモチーフにした優美なこの柄には、「雪が溶けて豊かな実りをもたらす」=豊作や繁栄の象徴という意味が込められています。
春の訪れを感じさせる、希望に満ちた意匠です。
■ 桜 – 幸せを運ぶ、日本の象徴
そして、何といっても目を引くのが桜モチーフ。
日本の春を象徴する花として、桜には幸福・繁栄・新たな門出など、さまざまな前向きな意味が込められています。
この桜柄は、足元にそっと華やぎを添えてくれるだけでなく、心まで明るくしてくれるような温かさがあります。
深藍に流れる優美:紺 × 流水華紋の知性と気品
■ 紺 – 深みのある日本の伝統色
落ち着いた中に芯の強さを感じさせる「紺」は、日本で古くから愛されてきた伝統色。
見る人に安心感や誠実さを印象づけるこの色は、フォーマルな場にもカジュアルなシーンにも馴染みます。
どんなコーディネートにも溶け込む万能カラーです。
■ 流水文様 – 清らかさと調和を表現
シューズ全体に流れるように描かれているのは、日本の伝統文様である「流水」柄。
水の流れは、生命の循環・清らかさ・調和を象徴するとされ、見るだけで心がすっと整うような上品さがあります。
■ 華紋 – 優雅な自然美を添える
流水に沿って描かれている「華紋(かもん)」は、花をモチーフにした装飾的な文様。
伝統的でありながらどこか現代的な美しさを感じさせ、足元を華やかに、そして優しく彩ってくれます。
高貴な紫に四季の命を宿す:古代紫 × 四季草花紋
■ 古代紫 ― 日本の高貴な色を足元に
「古代紫(こだいむらさき)」は、かつて貴族階級のみに許された高貴な色。
深みのあるこの紫は、今でも品格・知性・精神性の象徴として多くの人に愛されています。
落ち着きがありながらも華やかさを持つ色合いは、日常を上品に演出してくれます。
■ 四季草花 ― 日本の自然と文化を織り込んで
このシューズにあしらわれた文様は、日本の四季を彩る草花たち。
それぞれの花には季節の美しさだけでなく、人々の想いや祈りが込められています。
特に注目したいのが、縁起の良い松・竹・梅の組み合わせです。
・松:寒さに強く常緑なことから「不老長寿」の象徴
・竹:真っ直ぐに伸びる姿から「成長・繁栄」の象徴
・梅:厳冬に咲くことから「希望・再生」の象徴
こうした吉祥植物が描かれた一足には、未来への願いが込められています。
■ 京都・西陣織金襴を贅沢に使用
FUGAのシューズには、京都の伝統工芸・西陣織の金襴(きんらん)が使われています。
繊細な織りと豪華な金糸が生み出す模様は、まさに日本が誇る芸術品。
目を引く美しさと耐久性を兼ね備えており、本物を知る大人の方にこそ履いていただきたい一足です。
■ 海外の方にも喜ばれる、文化的で上質なギフト
日本らしさと上品さを兼ね備えたこのスリッポンは、訪日観光客や海外の大切な方への贈り物にもぴったり。
“ただの靴”ではなく、日本の歴史や精神を感じるアートのような一足として、特別な思いを届けられます。
日常に、文化と品格を。
自分を高める装いとして、また大切な人への贈り物として、ぜひこの一足をお試しください。
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